本日は漆喰の施工のお話です。
漆喰の正体(原料)は、石灰岩を焼いて水を加えた消石灰(水酸化カルシウム)です。みなさんも学校のグラウンドで実は見たことがあるはずです。
体育祭で新しく白線を引く度に、「粉を吸い込まないように!」と注意されたのを覚えていませんか。
消石灰は粉上のものですが、糊や麻すさと混ぜることでなめらかな質感をつくり出します。その滑らかな泥状になったものが、塗り壁材としての「漆喰」というわけです。
【漆喰の長所】
- 気硬性なので練り置きができる。
- 耐火性 : 建築基準法第2条第2号の耐火建築物の基準を満たす。
- 抗菌性 : 強アルカリ性なので、有機物を分解する殺菌性がある。原料である消石灰は細菌が「育つ」「増える」のを防ぎつつ、その効果を長時間持続させます。
- 価格安め : 塗り壁材のなかで、比較的安い。
- 着色できる : 砂や着色料を混ぜて楽しめる。
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【漆喰の短所】
- 気硬性のため、壁へ塗りたての時はすぐにはくっつかない(壁に塗っても、ぼたぼた落ちやすい)。
- 乾いた後の収縮量が大きいので、ひび入る可能性をもつ。
- 水湿に弱い。
- ビフォー
- アフター
- 仕上・・・漆喰壁(無添加漆喰)
- 完工です。
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